2007年2月15日木曜日

松井秀が尊敬しているトーリ監督が「井川よ松井秀見習え」

トーリ監督から先発ローテ入りを明言された井川トーリ監督井川松井秀見習え

松井秀が尊敬しているトーリ監督が「井川松井秀見習え」の一言だった。と「スポニチ」が伝えている。

[詳細記事は以下のとおり]
 ヤンキースジョー・トーリ監督(66)は13日(日本時間14日)、井川慶投手(27)に「松井秀カウンセリング」への“入会”を勧めた。指揮官は大リーグ1年目の03年に不振を乗り越えた松井秀を高く評価。先発起用を明言した井川にも1年目からフル回転を望むため、偉大な先輩から活躍するためのすべを学ぶよう指示した。

 通算1973勝を挙げている名将の答えは簡単だった。バッテリー集合日に行われた5時間のコーチミーティング後の監督会見。半袖シャツにジーンズとラフな姿で登場したトーリ監督が、井川に送った助言は“松井秀を見習え”の一言だった。

 「イガワはマツイからカウンセリングを受けるといい。マツイは1年目からさまざまな経験を積んできた。彼から学ばないのは間違いだし、1つでも多く吸収すべきだ」 移籍1年目は言語や文化の違いはもちろん、野球スタイルの違いにも順応しなければならない。チームに早く溶け込めるよう、キャンプのロッカーは台湾の王建民(ワン・チェンミン)と面倒見のいいマイヤーズの間となったが、指揮官が頼りにしているのは、1年目から確固たる地位を築いた松井だ。「マツイはオーナーから新聞紙上で“口撃”されるなど1年目から何もかも経験した。しかし、冷静沈着な姿は変わらなかった。わたしの周りに彼ほど落ち着きを持っている人間はいない」。この日も監督室で会談したスタインブレナー・オーナーに酷評されながら、移籍初年度のワールドシリーズで4番を打ち、周囲を黙らせた精神力には感服したという。

 この日、ギドリー投手コーチとブルペンの硬さを確認するなど着々と準備を進めている井川の起用法について、トーリ監督は「順番は決めていないが、現時点では先発に入っている」と明言。ゴジラの背中を見ながら1年目から活躍することを期待していた。

 ≪松井秀 国内で自主トレ打ち上げ≫ヤンキースで5年目のシーズンを迎える松井秀は15日に渡米する。2~3日は自宅のあるニューヨークで過ごしてからキャンプ地のフロリダ州タンパに移動する予定で、この日は国内での自主トレを打ち上げた。トーリ監督から井川の指導役を命じられたが、日頃から「聞かれたら何でも教えます」と話しており、バット以外でも指揮官の期待に応える。

 ≪トーリ監督 契約延長「まだわからない」≫ヤンキースのトーリ監督は、自身の契約延長に関しては「まだ分からない。とにかくいい1年になることを望んでいる」と明言を避けた。同監督は今年が3年契約の最終年。12年連続の指揮となるが66歳の高齢に加え、00年以来世界一から遠ざかっており来オフの去就が注目されている。またマイナー契約のオファーを拒否しているウィリアムズに対し、直接出馬して説得したい考えも明かした。

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